オーロラサーモン

オーロラサーモン®

オーロラサーモン®は、ノルウェーの水産拠点であるトロムソを中心に、北緯70度より北の北極圏で育てられているサーモンです。長く厳しい冬と穏やかな夏、そして神秘的なオーロラの中でゆっくりと時間をかけて成長します。
トロムソ周辺とその北の海域の水温は、ノルウェー南部に比べて5℃程度低くなっています。真夏でも、11℃程度までしか上がらないのです。全てのオーロラサーモン®の養殖場は低温水域にあるため、一般的なノルウェー産サーモンに比べ約3か月も長く成長にかかります。

  • 新鮮でおいしいサーモンを提供するためにはサーモン愛があふれる熟練したスタッフの手と水中カメラによる管理が必要。

特にこだわっているのが育成環境です。ノルウェーでは、いけす内の密度は25kg/㎡という基準が設けられているのですが、オーロラサーモン®はわずか平均9kg/㎡としています。そのため、自然に近い健康的な環境で泳ぎ回れることが可能なのです。また養殖場はフィヨルドの中にあり、水が透き通るほどきれいで、非常に恵まれた環境でサーモンが育つことにより、厳しい酸素濃度、水質、海流、海水温などノルウェー政府の基準はすべてクリアしています。ノルウェー人は「うれしいサーモンはおいしいサーモン」と信じているため、卵の状態から水揚げに至るまで、熟練の生産者の手によってしっかり管理され、大切に育てられています。

  • 夏は白夜、冬はオーロラという壮大な自然に恵まれたトロムソのフィヨルドにある養殖場。ときに、波を荒立てて猛威を振るうことも。

オーロラサーモン®をおいしく食べて頂けるよう、こだわりを持って日本へお届けしています。月曜日に水揚げされたサーモンは、水曜日に日本のお寿司屋さんに並んでいます。トロムソから沿岸クルーズ船で更に北へ5時間、シャルボイという小さな町での出荷作業は毎朝6時から行います。昼過ぎにはトラックに積まれ、お隣のフィンランドへと運ばれます。フィンランドのヘルシンキ空港に着いたサーモンは日本まで直行便で空輸されます。ノルウェーから日本まで最短ルートを取ることで、新鮮でおいしいサーモンをお届けすることができるのです。日本で食べられているオーロラサーモン®は、実はノルウェーで食べられているサーモンより新鮮なのです。