環境への取り組み

持続可能な開発目標(SDGs)への取り組み

レロイシーフード社は、SDGsの17の目標のうち7つの項目を採用しています。そのうち弊社にとって重要な項目は以下の4つです。持続可能な水産養殖は、生産量の増加と技術開発という点で、問題の解決策の一端を担うことができます。

  • 目標2飢餓をゼロに
    目標1
    飢餓をゼロに

    世界の人口は2050年までに100億人に達すると見込まれます。つまり、食料生産を70%増やす必要が生じ、タンパク質の需要は倍増すると予想されます。同時に、世界の水産業の現状では、天然の水産資源のうち満限利用されているのは60%、過剰漁獲状態にあるのは33%で、低度の漁獲状態にあるのはわずか7%です(FAO 2018)。レロイシーフード社の持続可能な水産養殖は、生産量の増加と技術開発という点で、こうした課題の解決策の一端を担うことができます。水産養殖のメリットは、耕地の需要が減少する中、温室効果ガスの排出量が抑制され、より効率的な淡水の利用が可能になり、最も資源効率に優れた家畜生産の形を実現することです。

  • 目標3すべての人に健康と福祉を
    目標2
    すべての人に健康と福祉を

    ノルウェー保健省との間で、消費者による食品購入時の健康的な選択が容易となるサービスに関する合意書を締結しました。健康的な食品を手に入れやすくし、消費者が健康によい食品を選択できるよう促すことで、国民の健康を向上させ、生活習慣病を防ぐことを目的としています。

  • 目標12つくる責任 つかう責任
    目標3
    つくる責任 つかう責任

    総合水産企業であるレロイシーフード社は、バリューチェーン全体で製品を管理し、品質を保証しています。弊社の製品は、原産地から店頭に並べられる最終製品まで追跡可能です。弊社は、水産飼料を提供する事業者に対し、追跡が可能で、適切に管理された原料を使うことを義務づける厳しい行動基準を設けています。つまり、飼料の原料は、倫理にかなう形で栽培、捕獲または収獲されたものでなければなりません。

  • 目標13気候変動に具体的な対策を
    目標4
    気候変動に具体的な対策を

    温室効果ガスの排出に関して、水産養殖と養魚は、最も優れた動物性タンパク質の生産法の一つです。レロイシーフード社は自社の二酸化炭素の排出量をさらに削減する方法を模索しています。例えば、養殖場ではディーゼルから電力に切り替え、2020年末までには、全ての養殖場がハイブリッドソリューションの電力で稼働するようになります。それだけでも弊社は、ガソリンで走る自動車2万台分の二酸化炭素排出量を削減できるのです。世界有数のサーモンおよびトラウトの生産者であり、天然水産物関連でも世界トップ企業の一つに数えられるレロイは、バリューチェーン全体に活用できる持続可能な解決策の探求と選択を主導する意欲と能力をすでに示しているのです。